dulorén-

品詞
動詞(自動詞)
意味
こぼれる(縁から下る)
発音
[duloˈren]
読み
ズロレン
分野
基本動作

意味

  1. こぼれる(縁から下る)

    液体が器の縁を越えて下へ落ちる。複合の構造(下る+縁)が、高原の「重いものは下へ行く」世界観を反映している。改まった場や詩で好まれる。

    éun duloréno ílmo es orénos

    読み:エウン ドゥロレーノ イルモ エス オレーノス

    éundulorén-oílmoesorén-os
    うんこぼれる-<(重いものが)>水<主格>から縁-<属格>

    「「うん、水が縁からこぼれる。」」

    日常会話で、手元の液体が縁を越えて落ちるのを指す短い発話。複合語 dulorén- は「下る」と「縁」から、液体が縁を越えて下へ行く意を表す。

    anórel duloréno ílmo es orénos kórvos

    読み:アノーレル ドゥロレーノ イルモ エス オレーノス コルヴォス

    anóreldulorén-oílmoesorén-oskórv-os
    昨日こぼれる-<(重いものが)>水<主格>から縁-<属格>倉-<属格>

    「「昨日、倉の縁から水がこぼれた。」」

    書物・帳簿的な記述。文法上の時制がないため、時を表す語 anórel を伴い、現在形で過去の出来事を記す。es の後に「縁」の属格があり、その後に置かれた「倉」の属格が縁の所属を示す。

解説

「下る(dul-)」と「縁(orén)」の複合語で、「縁から下る(液体が)」という高原の縦の軸に基づく比喩で「こぼれる」を表す。液体が器の縁を越えて下へ落ちる様子を、高原語の根本動詞「下る」で捉えている。硬木が「下へ行く木」とされるのと同じ発想で、こぼれた水も「下へ行く務め」を果たした、という含みがある。

文法

自動詞。完了相は duloréen-(語根の e → ee)。

語源

dul-(下る)+ orén(縁)の複合語。高原の縦の軸(上へ行くもの/下へ行くもの)に基づく比喩的作り。複合語の強勢規則により、後ろの要素 orén の強勢が残り、dul- のほうは強勢を失う。

語幹の異形

説明に出てくる語

この語に触れている語

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する