小説
左の目次から話を選んでください。
錆(部分)
金属の表面に沈殿した変色の層。
éso dulsúm kumbóroi
読み:エーソ ドゥルスーン クンボーロイ
| és-o | dulsúm | kumbór-oi |
| いる-<(重いものが)> | 錆<主格> | 青銅-<与格> |
「青銅に錆がある。」
存在文。所在は裸与格 kumbóroi で示す。dulsúm は金属に沈殿する重いものとして重性名詞扱いになり、存在動詞は -o で受ける。語域は中性で、日常の検査にも記録にも使える。
kráilim dulsúm kumbóros só
読み:クライリン ドゥルスーン クンボーロス ソー
| kráil-im | dulsúm | kumbór-os | só |
| 手に持つ-<私が> | 錆<対格> | 青銅-<属格> | この<重性> |
「この青銅の錆を手に取る。」
目的語の dulsúm は重性単数で対格無標識。指示詞 só は中心名詞 dulsúm に一致し、名詞句の末尾に置く。属格 kumbóros は材料・由来を示す。
錆(現象)
金属の表面に変色が沈殿していくこと。
þréulo dulsúm
読み:スレウロ ドゥルスーン
| þréul-o | dulsúm |
| 積もる-<(重いものが)> | 錆<主格> |
「錆が積もる。」
錆が層として形成されていく過程を表す現象用法。主語 dulsúm に合わせて動詞は 3 人称単数・重性の -o をとる。
金属の表面に下りてきた変色の層のこと。青銅の緑青も鉄の赤錆も指す。字義は「下った煤」で、鋳造の火(熱と光)が上へ昇って去り、代わりに重い煤が下りてきた、という世界観に基づく。火で地上から引き上げられた金属に、地由来の重いものが再び沈殿してくるさまを表す。鋳物師が器の表面の状態を述べるとき、降ろし場の検め役が青銅の輪や道具の劣化を確かめるときに使う。改まった言葉でもくだけた言葉でも用いることのできる、中性の語である。
un kumbóroi, snourwéinau dulsúm si þéum.
読み:ウン クンボーロイ、スノウルウェーナウ ドゥルスーン シ セウン。
| un | kumbór-oi, | snourwéin-au | dulsúm | si | þéum. |
| 内に | 青銅-<与格> | 現れる-<双数> | 錆<主格> | と | 色づき<主格> |
「青銅では、錆と色づきとが現れる。」
金属の表面に起る変化を語る文。前置詞句 un kumbóroi が文頭の場面の枠。二つの単数名詞を si で並べると動詞は双数。þéumo は見出し語 þéum に重性o語幹の語尾 -o が付いた単数主格で、形態素分離は þéum-o。
重性・子音語幹(③型)。主格・対格:dulsúm、属格:dulsúmos、与格:dulsúmoi、双主・対:dulsúrou、双属・与:dulsúroun、複主・対:dulsúmul、複属:dulsúmur、複与:dulsúmuls
dul-「下る」+súm「煤」
左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。
左の目次から課を選んでください。
左の一覧から選んでください。
高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。
左の目次から話を選んでください。
小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。