小説
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端境期(炉の底)
炉の底という婉曲表現で、雨期前半の食料不足の時期を指す。
dunárim houmdulún
読み:ドゥナーリン ホウンドゥルーン
| du-nár-im | houmdulún |
| <〜させていただく>-しのぐ-<私が> | 端境期<対格> |
「私は(へりくだって)端境期をしのぎます。」
改まった場での申し立て。接頭辞 du- が話し手を低める。houmdulún は炉の底が空く端境期を指す重性名詞で、対格単数は同形。不快感そのものではなく、空腹・乏しさといった困難な状況を意味2で受ける。
本来は炉の底を指す複合語で、雨期前半、家や倉の穀物の底が見え始める時期を婉曲的に呼ぶ名詞。配給や税の場で「足りない」「腹が減った」と直接的に言わないために使われる。炉の奥や鍋底を名指す語義を、食料の残量と暦上の細り期に写す転喩として定着している。
名詞(重性子音語幹)。名詞複合 houm(炉)+ dulún(底)が時期名詞化したもの。複合語の強勢は後要素に残る。
houm(炉)+ dulún(底)。
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