houmselvá

品詞
名詞(定型語)
意味
ただいま
発音
[houmselˈva]
読み
ホウムセルヴァー
分野
会話の定型・挨拶・応答

意味

  1. ただいま

    帰宅者が炉へ自分の息を戻したと告げる挨拶語。

    houmselvá, hóinim.

    読み:ホウンセルヴァー、ホイニン。

    houmselvá,hóin-im.
    ただいま<主格>,帰る-1SG.

    「ただいま、戻りました。」

    日常の帰宅で使われる定型句。houmselvá は軽性名詞の無標主格として、それ自体で帰宅の挨拶の節を成す。後続の句は、第一人称の主語を省略した動詞句。

    houmselván léunim, houmár.

    読み:ホウンセルヴァーン レウニン、ホウマール。

    houmselv-ánléun-im,houmár.
    ただいま-<対格>,申す-<私が>,主

    「「ただいま」と申し上げます、主よ。」

    儀礼的・書面的な発話。houmselvá を名詞として引用し、軽性a語幹の対格形 houmselván にする。謙譲の léun- を用い、直接呼かけの houmár は無標のまま末尾に添える。実際の帰宅挨拶では、普通は無標主格 houmselvá を単独、または主格のまま用いる。

  2. 炉の息

    帰還儀礼では、家の者が炉と結んでいる息のこととしても解釈される。

    áura houmselvá

    読み:アウラ ホウンセルヴァー

    áur-ahoumselvá
    昇る-<(軽いものが)>炉の息<主格>

    「炉の息が昇る。」

    儀礼的・詩的な場面。帰宅者の息が炉と結ばれて上へ向かうという信仰的な用法。houmselvá は軽性名詞として扱うため、動詞は軽性 3 人称単数語尾 -a をとる。

解説

「炉の息」の意。家へ戻った者が、自分の息が家の炉へ還ったと告げる婉曲的な帰宅挨拶。戸口から炉の前へ進み、炉の座に手を寄せて発する定型語として使われる。単なる帰還報告ではなく、炉に自己を預ける儀礼的な発話である。

文法

軽性a語幹の定型名詞。複合語では後ろの selvá の強勢を残し、houm の ´ は落とす。

語源

houm-「炉」+ selvá「息」

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