kúrmo

品詞
名詞
意味
壺(量の単位)
発音
[ˈkurmo]
読み
クールモ
分野
数詞・数量

意味

  1. 壺

    雑穀の量の単位。十枡。

    monlína andaulóura téir kúrmul trélmoi

    読み:モンリーナ アンダウローラ テール クルムル トレルモイ

    monlín-aandaulóuratéirkúrm-ultrélm-oi
    並べる-<(軽いものが)>祖母<主格>三壺-<〜たちを>棚-<与格>

    「祖母は棚の上に三つの壺を並べる。」

    日常の倉・棚まわりの言い方。棚のような場所は裸の与格で置く。数量を示す数詞は名詞の前に置く。

    múndula dórin nímbo es kúrmos.

    読み:ムンドゥラ ドーリン ニンボ エス クルモス。

    múndul-adórinnímboeskúrm-os.
    注ぐ-<(軽いものが)>男<主格>乳<対格>から壺-<属格>

    「男が壺から乳を注ぐ。」

    大きな器からの注ぎ。es+属格 kúrm-os で出所を表す。この意味では、大きな器から小器へ少量を慎重に移す含意がある。

    gǘl sáko es kúrmos, ende.

    読み:ギュール サーコ エス クルモス、エンデ。

    gǘlsákoeskúrm-os,ende
    取り出す<命令法><あなたが>塩<対格>から壺-<属格>どうぞ

    「壺から塩を取り出してくれ、頼む。」

    家庭・倉での日常的な依頼。命令法2人称は語幹のむき出し gǘl。sáko は重性o語幹で、対格も無標。es kúrmos は壺からの出所。ende は願望語尾が固まった「どうぞ」。日常では目的語が容器から出して並べるまでを含み、塩を量るための下準備を言う。

    táulim kúrmo es krunþrénos.

    読み:タウリン クルモ エス クルンスレーノス。

    tául-imkúrmoeskrunþrén-os
    取る-<私が>壺<対格>から物の置かれる段-<属格>

    「私は棚から壺を取る。」

    日常の炉辺での用事。前置詞 es に重性名詞の属格 -os を伴って「〜から」を表す。krunþrén は台そのものよりも、物の置される段の高さの面を指す。動詞 tául- の目的語は kúrmo で、属格句は文の後ろに置かれている。

  2. 大壺

    雑穀を納める素焼きの大きな壺。

    káulo kúrmo só un aurándoi.

    読み:カウロ クルモ ソー ウン アウランドイ。

    kául-okúrmosóunauránd-oi
    満ちる-<(重いものが)>大壺<主格>この<重性>内社-<与格>

    「この大壺は社の中で満ちている。」

    祭祀で、社のうちに置かれた大壺が満ちていることを述べる言い方。動詞は自動詞「満ちる」で、重性 o 語幹の主語に一致する。

    éso kúrmo véun só un kórvoi.

    読み:エーソ クルモ ヴェウン ソー ウン コルヴォイ。

    és-okúrmovéunsóunkórv-oi
    存在-<(重いものが)>大壺<主格>空のこの<重性>内倉-<与格>

    「この空の大壺は倉の中にある。」

    倉庫での所在確認に使う日常の表現。大壺そのものを指す用法で、量としての用法ではない。形容詞は名詞句内で大壺を修飾し、指示詞が名詞句を閉じる。

解説

雑穀を納める倉の大壺と、その量の単位。十枡(rimbó)で一壺。倉の司の税、町の倉の蓄え、穀物商の証文は壺で書く。壺の肩には、中身の量を数字で刻む。

文法

重性・o語幹。属 kúrmos、与 kúrmoi、複 kúrmul。

語源

古い語。素焼きの壺を指で叩いた音をまねたとする説がある。

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