kailálva

品詞
名詞
意味
乾風期
発音
[kaiˈlalva]
読み
カイラールバ
分野
時間・空間・方向

意味

  1. 乾風期

    北からの乾いた風が吹く季節。年の始まりから霧が来るまで。

    dúla álva: tóra reinálva, tóra kailálva, tóro nebrálvo.

    読み:ドゥーラ アルヴァ:トーラ レイナルヴァ、トーラ カイラルヴァ、トーロ ネブラルヴォ。

    dúl-aálva:tór-areinálva,tór-akailálva,tór-onebrálvo
    下る-<(軽いものが)>季節<主格>来る-<(軽いものが)>雨期<主格>来る-<(軽いものが)>乾風期<主格>来る-<(重いものが)>霧期<主格>

    「季節は流れ下る。雨期が来て、乾風期が来て、霧期が来る。」

    暦の書や子どもへの教えに出てくる文。時間を川の流れとみるので、季節がめぐることを dúl-「下る」で言う。雨期と乾風期は軽性なので動詞は -a をとるが、霧期 nebrálvo だけは霧と同じ重性なので、動詞が -o(tóro)になる。

    dúla álva, tóra kailálva.

    読み:ドゥーラ アルヴァ、トーラ カイラルヴァ。

    dúl-aálva,tór-akailálva
    下る-<(軽いものが)>季節<主格>来る-<(軽いものが)>乾風期<主格>

    「季節は移り、乾風期となりました。」

    手紙の書き出しによく使われる季節の決まり文句。時間を源から流れ下る川とみるので、季節が移ることを dúl-「下る」で言う。主語の álva と kailálva はどちらも軽性なので、動詞は -a で一致する。

    lúin tóra kailálva, dúlan faronárai du dálor.

    読み:ルーイン トーラ カイラルヴァ、ドゥーラン ファロナーライ ドゥ ダーロル。

    lúintór-akailálva,dúl-anfaron-ár-aidudálor
    とき来る-<(軽いものが)>乾風期<主格>下る-<彼らが>荷-<〜する人>-<〜たちが>下手下の国<対格>

    「乾風期が来ると、運び人たちは下の国へ下りていく。」

    乾風期に崖道が開き、縁の市へ荷が運ばれることを述べた文。前の雨期の例文とちょうど裏返しの内容になる。kailálva は軽性なので、動詞は -a で一致する。dálor は重性なので、対格も主格と同じ形になる。

    lúin ésa kailálva, dulíþan kelárai gandér du dálor.

    読み:ルーイン エーサ カイラルヴァ、ドゥリーサン ケラーライ ガンデール ドゥ ダーロル。

    lúinés-akailálva,dul-íþ-ankel-ár-aigandérdudálor
    ときいる-<(軽いものが)>乾風期<主格>下る-<〜させる>-<彼らが>伐る-<〜する人>-<〜たちが>硬木<対格>下手下の国<対格>

    「乾風期のあいだ、樵たちは硬木を下の国へ下ろす。」

    乾風期が硬木の伐り出しと吊り下ろしの季節であることを述べた文。gandér と dálor は重性なので、主格と対格が同じ形になる。使役の -íþ- は、後ろに強勢をもつ接辞がないので、自分で強勢をとる。

解説

乾風期。北の高みから乾いた冷たい風が吹き下ろし、空が一年でいちばん澄む季節で、星読みの季節でもある。この季節の初めに、十の灯が昇って年が改まる。縁の市が開くのはこの季節だけで、崖道の交易もこの季節に集まる。前半を þailúin「澄みの頃」、後半を glünlúin「凍りの頃」と呼び分ける。

文法

軽性・a語幹(①型)。

語源

káil「乾いた」と álva「季節」の複合語。

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