klél-

品詞
動詞(自動詞)
意味
走る
発音
[ˈklel]
読み
クレル
分野
基本動作

意味

  1. 走る

    歩くより速く足で進むこと。小走りから全力までを含む。

    klélo dulíño só

    読み:クレーロ ドゥリーニョ ソー

    klél-odulíñosó
    走る-<(重いものが)>小滝<主格>この<重性>

    「この小滝は流れている」

    書物や見聞録の地の文。主語が重性o語幹の単数のため、動詞は3人称単数重性語尾 -o をとる。指示詞 só は主語名詞句に後置。動詞 klél- は水流に使う「走る」。

    kléla endríña un kórvo.

    読み:クレーラ エンドリーニャ ウン コルヴォ。

    klél-aendríñaunkórvo.
    走る-<(軽いものが)>子ども<主格>内に倉<対格>

    「子どもが倉の中へ走っていく。」

    ふだんの叙述文。主語 endríña「子ども」は人を指す軽性の名詞なので、動詞は3人称単数・軽性の -a をとる。un は「〜の中へ」で対格と組む。kórvo「倉」は重性o語幹で、対格も無標のため un kórvo のまま。

  2. (比喩)急速に進む

    話や事態が速く展開すること。

    kléla raumvirá rúndelin.

    読み:クレーラ ラウンヴィラー ルンデリン。

    klél-araumvirárúndel-in.
    走る-<(軽いものが)>噂<主格>早い-<〜して・〜く>

    「噂は速く駆け巡る。」

    書物やことわざのような比喩的用法。人ではなく「噂」が主語で、話や事態が急速に展開する意。形容詞 rúndel「早い」に副詞化の -in をつけて rúndelin とし、動詞を修飾する。

解説

歩く(ráum-)より速く、足で進む動作。小走り(やや速いが全力ではない)から全力疾走までを含む。旅(gél-)のような目的地への長距離の移動とは規模が異なり、日常の速い移動(子どもが戸口から飛び出して戻る、呼びかけに答えて駆け寄る、市場で品物を探して走り回る)に使う。改まった場では「走る」を直接言うより、方向と目的地を合わせて「下手へ軽く上がる」などの言い方を好む場合もある。

文法

自動詞。完了語根は母音交替 e → ee:klél- → kléel-。

語源

古高原語 *klél-「軽やかに足を打つ」から。

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