klonér-

品詞
動詞(他動詞・自動詞)
意味
膝が抜けてよろける
発音
[kloˈner]
読み
クロネル
分野
基本動作

意味

  1. 膝が抜けてよろける

    立っている体の膝が一瞬だけ抜けて、ふらつく。自動詞として使う(klonéra.「(彼が)膝が抜けてよろけた」)。

    na klonéra unlóur éndra.

    読み:ナ クロネーラ ウンロール エンドラ。

    naklonér-aunlóuréndra.
    <〜ない>膝が抜けてよろける-<(軽いものが)>まだ人<主格>

    「その人はまだよろけない。」

    日常の否定文。否定の小辞 na は動詞の直前に置き、副詞 unlóur は動詞の直後に置く。未完了の動詞と組んで「まだ〜しない」を表す。

    klonéro klóno só.

    読み:クロネーロ クローノ ソー。

    klonér-oklónosó.
    膝が抜けてよろける-<(重いものが)>膝<主格>この<重性>

    「この膝が抜けてよろけた。」

    書物のような簡潔な文。体の部位を主語に取る用法で、完全に倒れるのではなく、一瞬だけ膝が抜けて踏ん張れる状態を指す。

  2. (誰かの)膝を抜く

    他動詞。誰かの体をよろけさせる、ふらつかせる。転じて、言葉をかけて相手がたじろぐ、という意味にも使う。

    klonéro fáron só faronáran.

    読み:クロネーロ ファーロン ソー ファロナーラン。

    klon-ér-ofáronsófaron-ár-an.
    膝-<〜でする>-<(重いものが)>荷<主格>この<重性>荷-<〜する人>-<対格>

    「荷が運び人の膝を抜く(運び人をよろめかせる)。」

    市や道での日常で使える他動詞用法。主語「荷」が重性なので動詞は3人称単数・重性の語尾 -o をとる。目的語「運び人」は軽性子音語幹名詞の対格 -an をとる。

解説

膝が抜けてよろける、という意味。klóno(膝)に派生の -ér-(名詞から動詞を作る)をつけた形。もとは「膝がふと抜ける」という体の特定の部分の動作を指したが、転じて、疲れた・冷えた・酔ったなどで立っている体がふらつくこと全般を指す。他動詞として「誰かの膝を抜く」(誰かをよろけさせる)にも使う。完全に倒れる brúum-(落ちる)とは区別され、一度のふらつきで踏ん張れた状態を指す。森の巫や年長の者たちは、この語でよろけた相手を「膝のせいで、あの人じゃない」と言い分けて、本人の弱さを直接責めない言い方をする。

文法

軽性(人を指すとき)。3人称単数・軽性は klonéra。他動詞として使うときは目的語に -an(対格)を伴う。

語源

klóno(膝、重性・子音語幹)+ -ér-(名詞から動詞を作る派生接辞)。-ér- は強勢をもち、語根の強勢を奪う。

語幹の異形

説明に出てくる語

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する