小説
左の目次から話を選んでください。
分ける
自分の持ち分を、いくつかの分量に切り分ける。
mirkrílim tambór némes.
読み:ミルクリーリン タンボール ネーメス。
| mirkríl-im | tambór | ném-es. |
| 分ける-<私が> | 雑穀<対格> | <私>-<属格> |
「私は自分の雑穀を分ける。」
家庭で自分の持ち分をいくつかの分量に分ける基本的な用法。重性名詞 tambór は主格と対格が同形。所有は名詞の後に人称代名詞の属格を置いて表す。
sórel, kúndimor mirkrilíman.
読み:ソーレル、クンディモル ミルクリリーマン。
| sórel, | kúnd-imor | mirkril-ím-an. |
| 今日 | する-<我々が> | 分ける-<〜の技・〜さ>-<対格> |
「今日は、手分けをします。」
日常会話。kúnd-「する」が抽象名詞 mirkrilím を対格で受け、手分けの手配をすることを表す。mirkrilím は軽性で、対格は mirkrilíman。主語「我ら」は語尾 -imor に含み、独立した代名詞は添えない。
lísa lisár mirkrilíman kórvos.
読み:リーサ リサール ミルクリリーマン コルヴォス。
| lís-a | lis-ár | mirkril-ím-an | kórv-os. |
| 書く-<(軽いものが)> | 書く-<〜する人> | 分ける-<〜の技・〜さ>-<対格> | 倉-<属格> |
「書記が倉の持ち場割りを書きつける。」
記録・帳場の場面。名詞句は中心語 mirkrilíman の後ろに属格 kórvos を置き、「倉の分ける配分=持ち場割り」とする。lisár は lís-「書く」に行為者接尾辞 -ár を付けた語。mirkrilím は対格 mirkrilíman で直接目的語になる。
un kórvoi, séna senár mirkrilíman.
読み:ウン コルヴォイ、セーナ セナール ミルクリリーマン。
| un | kórv-oi, | sén-a | sen-ár | mirkril-ím-an. |
| 内 | 倉-<与格> | 見る-<(軽いものが)> | 見る-<〜する人> | 分ける-<〜の技・〜さ>-<対格> |
「倉の中で、目付が持ち場割りを確かめる。」
確認・立ち合いの場面。senár「目付」は見る者ではなく検査役。sén-a は軽性の主語 senár に一致する。mirkrilíman を直接目的語に取ることで、持ち場割りが配置そのものとして確かめられているニュアンスが出る。un kórv-oi が場面枠。
自分の分を切り出す
共同の物や自分の収穫・荷物から、自らの取り分を区別する。
mirkrílim tambór némes es kórvos.
読み:ミルクリーリン タンボール ネーメス エス コルヴォス。
| mirkríl-im | tambór | ném-es | es | kórv-os. |
| 自分の分を切り出す-<私が> | 雑穀<対格> | <私>-<属格> | から | 倉-<属格> |
「私は倉から自分の分の雑穀を切り出す。」
共同の物から自らの取り分を区別する意味。es+属格で切り出す元を示す。共同の倉のような蓄えからの分前の場として自然。所有の属格は名詞の後ろに置く。
再帰代名詞と「離す」の複合。自分のものである、あるいは自分が先に有している物から、自分の分として切り離す意味に使う。「分ける」が単に二つ以上になることを指すのに対し、この語は分ける主体が自分の持ち分から分け隔てる自発性を強調する。粥・穀・荷のように本来切れないものにも比喩的に用いる。公式の配分ではなく、家庭・労働・市での自分の分を自分で分ける行為を指す。
複合動詞・及物。語根 mirkríl-。複合語の強勢は後ろの kríl に立つ。
mír「自分(再帰)」+ kríl-「離す」。
左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。
左の目次から課を選んでください。
左の一覧から選んでください。
高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。
左の目次から話を選んでください。
小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。