小説
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夜粥
炉ばたで椀を揃えて食す、夜の入りの粥。
mánim noralúsan.
読み:マーニン ノラルーサン。
| mán-im | noralús-an. |
| 食べる-<私が> | 夜粥-ACC. |
「私は夜粥を食べる。」
日常会話で使う自己申告の文。動詞が文頭に立ち、軽性の対格語尾 -an を付けた目的語が続く。
晩の粥膳
粥そのものより、夜に炉の北座に据えられる定まった膳を指す。
léimim noralúsan an aldárei.
読み:レーミン ノラルーサン アン アルダーレイ。
| léim-im | noralús-an | an | aldár-ei. |
| 置く-<私が> | 夜粥-<対格> | 上手 | 座-DAT. |
「私は夜粥の膳を上手の座に据える。」
家庭での動作。「粥そのもの」より「定まった晩の膳」を指す用法。場所を表すには前置詞 an と与格を用いる。
夜(nóra)と粥(lúsa)を合成した語。単に夜に食べる粥ではなく、炉ばたで椀を揃えて食す晩の常食を指す。雨期・乾風期・霧期を問わず、炉の北座を定位置として出す粥をいい、夜用の用足し(þóuno)のような一時の食には使わない。
軽性a語幹。語幹 nóralús-、単数主格 nóralúsa。
nóra「夜」+lúsa「粥」の複合語。複合語では後ろの要素の強勢を残す。
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