plúrno

品詞
名詞
意味
袋(小袋)
発音
[ˈplurno]
読み
プルルノ
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 小袋

    口を紐で絞る柔らかい容器。革・毛織物・皮製。小量の水・塩・粉・種などを身に着けて運ぶ。

    kráil plúrno sákos só!

    読み:クライル プルルノ サーコス ソー!

    kráilplúrnosák-ossó!
    手に持つ<命令法>小袋<対格>塩-<属格>この<重性>

    「この塩袋を手に持て。」

    kráil は命令法・二人称単数の語幹形。plúrno は重性 o 語幹で、単数主格と単数対格が同形。指示詞 só は格変化せず重性を示すのみ。名詞の後ろに置かれた属格 sák-os は内容を表す「塩の」。

  2. 懐中(比喩)

    「〜のplúrnoに(入れている)」の形で、身に着けて持つ少々の所持品や備えを指す比喩用法。

    éso plúrno némes snír.

    読み:エーソ プルルノ ネーメス スニール。

    és-oplúrnoném-essnír.
    いる-<(重いものが)>小袋<主格><私>-<属格>少ない

    「わが懐中は乏しい。」

    書物の格言調。plúrno は「懐中・随身の備え」を指す。存在の文で、名詞句 plúrno ném-es が主語、snír が述語になる。

解説

革・毛織物・皮を縫って作った柔らかい小袋。口に紐を絞って開閉する。水・塩・粉・種などを小まめに腰や肩に下げて持ち運ぶ。桶(kórvino)や壺(kúlmo)のような硬い器とは別物であり、身に着けて歩く道具である。身分や材質を問わず、あらゆる小袋を指す。縁の人々には、厄除けに腰の小袋に塩を一つまみ入れて持ち歩く習わしがあり、この語で呼ばれる。

文法

重性・o語幹(④型)。主格=対格。属格 -os、与格 -oi、双数 -ou/-oun、複数 -ul/-ur/-uls。

語源

新語根。語形は丸みを帯びた器の形と、口を絞る動作を象徴するとされる。既存の語根との関係はない。

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