小説
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足を止めて踏ん張る
足が滑らないよう、その場に踏み止まる。
trolþálo tról só.
読み:トロルサーロ トロール ソー。
| trolþál-o | tról | só. |
| 踏ん張る-<(重いものが)> | 足<主格> | この<重性> |
「この足が踏ん張っている。」
足 tról は体の部分として重性扱いになる。主語 tról に対して動詞は 3人称単数・重性の語尾 -o を受ける。指示詞 só も重性。
その場で堪える
荷の一押しを足で受け、姿勢を維持する。
lúin krúelo fáron, trolþála faronár.
読み:ルーイン クルーエロ ファーロン、トロルサーラ ファロナール。
| lúin | krúel-o | fáron, | trolþál-a | faron-ár. |
| とき | 動く-<(重いものが)> | 荷<主格> | 踏ん張る-<(軽いものが)> | 荷-<〜する人> |
「荷が揺れると、運び人が踏ん張る。」
lúin で導く時節も動詞が節の先頭。荷 fáron は重性なので krúelo。主語 faronár は人を表す語で軽性なので、動詞は 3人称単数・軽性の -a を受ける。
próso fáron néman, esós trolþálim.
読み:プローソ ファーロン ネーマン、エソース トロルサーリン。
| prós-o | fáron | ném-an, | esós | trolþál-im. |
| 押す-<(重いものが)> | 荷<主格> | <私>-<対格> | だから | 踏ん張る-<私が> |
「荷が私を押すので、私は踏ん張る。」
荷は重性なので prós- は 3人称単数・重性の -o を受ける。一人称代名詞の対格は néman と書き、形態素境界は ném-an と書く。esós は直前の出来事を理由として後続の節を導く。荷の力を受け止める意味では、圧力に耐える場そのものが想定される。
複合語根。「足 tról- を止める þál-」の意から、坂道や継ぎ場で荷の勢いに逆らって足をその場に固定し、体を傾けずに堪える動作を指す。単なる停止ではなく、荷の力を受け止めるための足止めで、運び人の仕事場では常用語になる。
動詞(自動詞)。複合語根。複合語では後部要素 þál- の強勢を残す。
tról-「足」+þál-「止まる」。
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