virfíl-

品詞
動詞(自動詞)
意味
通じる
発音
[virˈfil]
読み
ヴィルフィール
分野
知覚・感情・思考・発話

意味

  1. 通じる

    言葉・意味・音が相手側へ渡り、理解される。

    ké virfíla virá orenvandárei?

    読み:ケー ヴィルフィーラ ヴィラー オレンヴァンダーレイ?

    kévirfíl-aviráorenvandár-ei?
    <〜か>通じる-<(軽いものが)>言葉<主格>縁商人-<与格>

    「言葉は縁商人に通じるか。」

    縁の市の問合わせの場面。主語 virá は軽性なので、動詞は 3人称単数軽性の -a をとる。受け手は裸の与格で表す。通じる・教える・分かるのうち、ここでは意味が相手側へ渡っているかどうかだけを問う。

  2. 通い合う

    互いの言葉や意味が渡り合って、やり取りが成り立つ。

    virfílau amvirá si þailvirá.

    読み:ヴィルフィーラウ アンヴィラー シ サイルヴィラー。

    virfíl-auamvirásiþailvirá.
    通じる-<双数>高原語<主格>と都の言葉<主格>

    「高原語と都の言葉が通い合う。」

    二つの言語を並べる場面。単数名詞二語を si で結んでいるため、動詞は双数 -au をとる。「通い合う」の意味では、言葉どうしが互いに渡り合ってやり取りが成り立つ、というニュアンスになる。

解説

言葉・意味・音が、こちらから向こうへ線が引かれるように届き、相手の側で理解されること。縁の市では、互いの言葉の間に仮の線が通るとされ、この動詞を「教える」「分かる」とは区別して使う。線が通じれば取引も安全に進み、線が切れれば意味が泥に沈むと表現される。異言語どうしでも、意味がそのまま渡り切っている状態を指す。

文法

自動詞。通じる内容(言葉・声・意味など)を主語にとり、受け手は与格で取る。市での「通じ合い」では、双方を主語に並列し、動詞は双数または複数で受ける。通じる内容が軽性の語であれば、動詞も軽性の語形になる。

語源

vir-(virá「言葉」の語根)+fíl-「引く(線)」。複合では前の要素の強勢を落とし、virfíl となる。

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