bróus

品詞
形容詞
意味
多い
発音
[ˈbrous]
読み
ブロース
分野
数詞・数量

意味

  1. 多い

    数や量が多いこと。

    dúlan dulfáronul bróusul du orén sórel.

    読み:ドゥーラン ドゥルファーロヌル ブロースル ドゥ オレーン ソーレル。

    dúl-andulfáron-ulbróus-ulduorénsórel.
    下る-<彼らが>下ろし荷-<〜たちが>多い-<〜たちが>下手縁<対格>今日

    「今日は多くの下ろし荷が縁へ下りていく。」

    乾風期の前半、降ろし場や崖道で聞かれる日常の文。形容詞 bróus は名詞の後ろに置き、名詞の性・数・格に一致する。dulfáron は重性なので、形容詞も重性の複数主格 -ul をとる。動詞は複数の主語に一致して3人称複数 -an になる。

    dróuma ólmar ré éso nébro bróus sórel.

    読み:ドローマ オルマル レー エーソ ネーブロ ブロース ソーレル。

    dróum-aólmarréés-onébrobróussórel.
    嘆く-<(軽いものが)>年長者<主格><〜と(節)>いる-<(重いものが)>霧<主格>多い今日

    「今日は霧が多い、と年長者は嘆く。」

    ré で始まる「〜と」の節を、主節の後ろに置いた文。霧 nébro は重性なので、繋辞は -o をとる。形容詞 bróus は重性・単数・主格なので、語尾がつかない。ここでは量が多いことを表す。

    þóran planélai bróusai or flaindélail.

    読み:ソーラン プラネーライ ブローサイ オル フラインデーライル。

    þór-anplanél-aibróus-aiorflaindél-ail.
    立つ-<彼らが>白樹皮の木-<〜たちが>多い-<〜たちが>日の出側版の木-<〜らに>

    「版の木々の日の出側に、白樹皮の木がたくさん立っている。」

    森の道案内や土地の説明に使う言い方。方角は絶対方位で言い、or+与格で「〜の日の出側に」を表す。生えている木は軽性なので、planél の複数主格は -ai になり、形容詞 bróus も軽性の複数主格 -ai で一致する。版の木も軽性なので、複数与格は -ail になる。

    lúin élþa hóurna, loimésa ráuvan loimáis bróusais.

    読み:ルーイン エルサ ホールナ、ロイメーサ ラウヴァン ロイマイス ブローサイス。

    lúinélþ-ahóurna,loim-és-aráuvanloim-áisbróus-ais.
    とき燃える-<(軽いものが)>弔い<主格>唱える-<〜すべし>-<(軽いものが)>森の巫<主格>詞-<〜たちを>多い-<軽性・〜ら(古い母音交替)・対格>

    「「弔いの火が焚かれるときは、森の巫は多くの詞を唱えるべし。」」

    葬送の作法を定めた書の文。魂を上へ送るために詞を唱える。霧期の火葬では、煙が霧に閉じこめられるので、とくに念入りに唱える。lúin の節は主節の前に置く。詞は軽性なので、形容詞は -ais で一致する。

    anórel, níla faronár té muró bróus, esós ésa él murár sórel.

    読み:アノーレル、ニーラ ファロナール テー ムロー ブロース、エソース エーサ エール ムラール ソーレル。

    anórel,níl-afaron-ártémuróbróus,esósés-aélmur-ársórel.
    昨日飲む-<(軽いものが)>荷-<〜する人>あの<軽性>濁り酒<対格>多いだからいる-<(軽いものが)><3人称単数・軽性>濁った-<〜する人>今日

    「昨日、あの運び人は濁り酒をしこたま飲んだ。だから今日のあいつは、まるで酔いどれだ。」

    崖道の宿などで交わす、くだけた噂話。muró「濁り酒」と murár の音が近いことを使った当てこすりで、ここでは「酔ってぼんやりしている者」の意味になる。時の語 anórel は場面の枠に置いて読点で区切る。esós「だから」は二つめの文の頭に置く。主語の代名詞 él をわざわざ言っているので、「あいつときたら」という強調の響きがある。

解説

数や量が多いことを表す形容詞。名詞の後ろに置き、その名詞の性・数・格に一致させる(fáron bróus「たくさんの荷」、elþái bróusai「多くの火」)。述語にもなる。目上の人が大勢いることを bróus で言うのは「数を数える」に近い響きがあるので避け、ひとまとまりの複数(ausenárai「目付の方々」)だけで言う。

文法

形容詞。名詞に後置して一致(軽性 -an/-es/-ai…、重性 -os/-ul…)。

語源

古高原語 *bróus から

説明に出てくる語

この語に触れている語

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する