fleuróra

品詞
固有名詞
意味
フレウローラ(旧道の五つ目の岩棚)
発音
[fleuˈrora]
読み
フレウローラ
分野
時間・空間・方向

意味

  1. フレウローラ

    旧道の、上から五つ目の岩棚。「雲の棚」。

    krásau dulóra si fleuróra.

    読み:クラーサウ ドゥローラ シ フレウローラ。

    krás-audulórasifleuróra.
    割れる-<双数>ドゥローラ<主格>とフレウローラ<主格>

    「ドゥローラとフレウローラが崩れた。」

    年代記や旧道の記録に多い、出来事を簡潔に述べる文。単数の固有名詞二つを si で並べると動詞は双数になる。krás- は自然物が裂けて崩れる自動詞。固有名詞は主格の辞書形のまま。

    na gélim du fleuróra.

    読み:ナ ゲーリン ドゥ フレウローラ。

    nagél-imdufleuróra.
    <〜ない>行く-<私が>下手フレウローラ<対格>

    「私はフレウローラへ下りない。」

    崩れた古い岩棚を指して、行き先を断るくだけた日常語。古地名 fleuróra は重性の固有名詞として扱い、du「下手へ」と組む対格は主格と同形。否定の na は直説法の動詞の前に置く。

    éso glünóra, salóur na éso fleuróra.

    読み:エーソ グリュノーラ、サロール ナ エーソ フレウローラ。

    és-oglünóra,salóurnaés-ofleuróra.
    いる-<(重いものが)>グリュノーラ<主格>しかし<〜ない>いる-<(重いものが)>フレウローラ<主格>

    「グリュノーラはあるが、フレウローラはない。」

    旧道の岩棚のうち、上部の glünóra は棚として残る一方、下部の fleuróra は崩落したことを、年代記・昔語りで対比する言い方。存在動詞 és- は主語の古地名に合わせ、重性の 3人称単数 -o をとる。逆接の salóur は「同じ瀬の外へ移る」ニュアンスを持つ。

解説

旧道のいちばん下の岩棚。崖の下の湿った空気が雲になって崖に張りつく高さにあり、雨期にはいつも雲の中にある。ここから下は、崖のすそのがれ場を下りて干潟へ出た。約四百年前、dulóra とともに崩れ落ちた。旧道の岩棚の名はどれも古い場所の接尾辞 *-óra を含む。荷担ぎ歌と funelór の年長者の言い方では語末の a まで言う。

文法

固有名詞。重性(岩棚は地上の石なので)。綴りは〈fleurora〉。 属 fleuróros、与 fleuróroi。

語源

fléura「雲」+古い場所の接尾辞 *-óra。「雲の棚」。*-óra は地名にだけ残る(funelór と同じ)。

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