hílva

品詞
名詞
意味
雪
発音
[ˈhilva]
読み
ヒルバ
分野
自然・天体・天候・地形

意味

  1. 雪

    空から降る雪、積もった雪。

    brúuma hílva es élvares sórel.

    読み:ブルーマ ヒルヴァ エス エルヴァレス ソーレル。

    brúum-ahílvaesélvar-essórel.
    落ちる-<(軽いものが)>雪<主格>から天-<属格>今日

    「今日、天から雪が降った。」

    凍りの頃の朝によく交わす言葉。雪は上から来るものなので軽性で、動詞は -a をとる。es+属格で「〜から」。時制がないので、「降った」とも「降る」とも訳せる。

    mé mán, endríña! na ésa hílva tambór.

    読み:メー マーン、エンドリーニャ!ナ エーサ ヒルヴァ タンボール。

    mémán,endríña!naés-ahílvatambór.
    <禁止・願いの打ち消し>食べる<命令法><あなたが>子ども<〜ない>いる-<(軽いものが)>雪<主格>雑穀

    「食べちゃだめよ、坊や。雪はごはんじゃないの。」

    大人が子どもをたしなめる、ごく日常的な言い方。日常では呼格を使わず、呼びかけの語を読点で区切って添える。「AはBではない」は na+繋辞で言い、繋辞は主語の hílva(軽性)に一致する。

    sórel, þréumau hílva si sírna.

    読み:ソーレル、スレウマウ ヒルヴァ シ シルナ。

    sórelþréum-auhílvasisírna
    今日積もる-<双数>雪<主格>と霜<主格>

    「今日、雪と霜が積もる。」

    日常の天候の話。動詞の前に場面の枠として時の名詞 sórel を置き、短い切れ目を入れる。二つの単数名詞句が si で並ぶので、動詞は双数の語尾 -au をもつ。

    marpúla endríña hílvan.

    読み:マルプーラ エンドリーニャ ヒルヴァン。

    marpúl-aendríñahílvan.
    払いのける-<(軽いものが)>子ども<主格>雪<対格>

    「子どもは雪を払いのける。」

    人間を主語にするため、動詞は軽性の三人称単数語尾-aをとる。時制語形はないので、事実・習慣的な動作として読む。雪hílvaは軽性a語幹で、対格はhílvan。

    na ésa hílva glünáur sórel.

    読み:ナ エーサ ヒルヴァ グリュナウル ソーレル。

    naés-ahílvaglünáursórel.
    <〜ない>いる-<(軽いものが)>雪<主格>眩しい今日

    「今日は雪が眩しくない。」

    日常会話の否定文。上から来る雪hílvaは軽性なので繋辞は-a。否定naは動詞の前に置き、時間名詞sórelは文末に置く。意味1の否定。

解説

空から降る雪。雨や霜と同じく「上から来るもの」に数えられ、清いものとして軽性に属する。北の高みの峰には一年じゅう消えない雪があり、何年も残った古い雪は祖先の住む上の層にいちばん近いものとして尊ばれる。今年の雪か古い雪かは、形容詞や属格を添えて言い分ける。

文法

軽性・a語幹(①型、語根に強勢)。属 hílves、複 hílvai。

語源

古高原語 *hílva から。

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