小説
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粟
小さな黄色い粒の雑穀。縁の家々の主食。
ké grúmbes kálmo sáunin
読み:ケー グルンベス カルモ サウニン
| ké | grúmb-es | kálmo | sáun-in |
| <〜か> | 噛む-<あなたが> | 粟<対格> | 良い-<〜して・〜く> |
「お前は粟をよく噛んでいるか。」
日常会話の二項質問。主語の代名詞 tás は動詞語尾で足りるため省く。sáun に副詞化の -in をつけた sáunin が「よく」の意味になる。
粟の粒
脱穀した粟の実。
ké éso kálmo tásei?
読み:ケー エーソ カルモ ターセイ?
| ké | és-o | kálmo | tás-ei? |
| <〜か> | いる-<(重いものが)> | 粟の粒<主格> | <あなた>-<与格> |
「粟の粒があるか?」
日常会話での所持・存在の問い。存在・所有は és-+与格で表す。kálmo は脱穀した粟の実を指す用法で、重性o語幹の単数として éso と一致する。
雑穀(tambór)のうち、縁と湖盆の段々畑でいちばん多く作られる一種。ごまより小さい、丸くて薄黄色の粒が、細長い穂にびっしりとつき、実ると穂が重たげに垂れる。雨期の初めに播いて雨期の終わりに刈る。ふだんの粥、蒸した餅、挽いた粉の団子はたいていこれで作る。粘りけのある種類と、ない種類が呼び分けられる。tambór が倉や税や証文で穀物をまとめて言う語なのに対して、kálmo は畑や炉ばたで、その一つの作物を指して言う語である。
重性・o語幹。主対 kálmo、属 kálmos、与 kálmoi、複 kálmul(穂や種類を数えるとき)。
古い語。森の言葉でも kálmo。
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