marlín-

品詞
動詞
意味
触る(手を当てる)
発音
[marˈlin]
読み
マルリーン
分野
基本動作

意味

  1. 触る

    手を差し出し、物や人に軽く触れる。握るのではなく、手が静かに触れているだけである。

    mé marlín þróvo

    読み:メー マルリーン スローヴォ

    mémarlínþróvo
    <禁止・願いの打ち消し>触る<命令法><あなたが>熾火<対格>

    「熾火に触れるな。」

    くだけた禁止。否定の mé +命令法のむき出し語幹。重性名詞は主格と対格が同形なので、目的語も þróvo のまま。

    marlínim aurselvándo

    読み:マルリーニン アウルセルヴァンド

    marlín-imaurselvándo
    触る-<私が>天井<対格>

    「私は天井に触れる。」

    日常的な動作の場面。aurselvándo は重性o語幹で、単数対格は主格と同一形になる。本来は「息が昇る所」という婉曲名だが、天井そのものを指す基本義の用例。

  2. 手を添える

    額、頭、頬、布などに手を静かに当ててやる。看病・労い・確認などの含みがある。

  3. 手触りを確かめる

    物の乾き、冷たさ、柔らかさなどを、手を伸ばして触れて確かめる。

解説

már「手」と lín-「伸ばす」の複合で、手を静かに差し出して物や身体に軽く触れる動作を表す。触れる手そのものが語中に示されるため、手つきが見える動作、目に見える世話や確認の動作に使いやすい。marþál「つかむ」や tául「取る」のように、押さえ込んで離さない接触には使わない。

文法

他動詞。手は複合語中に組み込まれ、触れる対象を対格にとる。触れられる身体部位そのものも対格にとれる。完了語幹 marléin-。

語源

már「手」+ lín-「伸ばす」の複合動詞。複合語では後ろの要素の強勢だけを残し、前の要素の強勢は落ちる。

語幹の異形

説明に出てくる語

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