tául-

品詞
動詞(他動詞)
意味
取る
辞書形
táula
発音
[ˈtaula]
読み
タウラ
分野
基本動作

意味

  1. 取る

    ものを手に取る、拾い上げる。

    ésa pélsa sé gléin, táula kelár pelsó éles.

    読み:エーサ ペルサ セー グレーン、タウラ ケラール ペルソー エーレス。

    és-apélsaségléin,tául-akel-árpelsóél-es.
    いる-<(軽いものが)>脂の木<主格>この<軽性>清い取る-<(軽いものが)>伐る-<〜する人・主格>樹脂<対格><3人称単数・軽性>-<属格>

    「この脂の木は清い。樵はその樹脂を採る。」

    立ち木から樹脂を採る話。立ち木なので、pélsa を受ける繋辞も代名詞も軽性の形になる(ésa、éles)。樹脂 pelsó は重性o語幹の名詞で、主格と対格が同じ形になる。主節を二つ並べるので、あいだに区切りの印を打つ。

    táulim sáko es orenvandáres.

    読み:タウリン サーコ エス オレンヴァンダーレス。

    tául-imsákoesorenvandár-es.
    取る-<私が>塩<対格>〜から縁商人-<属格>

    「私は縁商人から塩を受け取る。」

    es+属格は、方向を問わない「〜から」で、物の出どころや受け取る相手を表す。上手からは an、下手からも du ではなく、上下を問わないときは es を使う。sáko は干潟から借りた重性名詞なので、対格は主格と同じ形。

    tául fréun só, ende.

    読み:タウル フレウン ソー、エンデ。

    táulfréunsó,ende.
    取る<命令法><あなたが>額帯<対格>この<重性>どうぞ

    「この額帯を取ってくれ、頼む。」

    縁の市や崖道で使う取引言葉の言い方で、むき出しの語幹に ende を添える。fréun は重性なので、指示詞は重性の só になる。重性名詞は対格の語尾がもともとないため、格語尾が落ちる取引言葉でも形は変わらない。

    táula ráuvan gleinó es drálos faronáres.

    読み:タウラ ラウヴァン グレイノー エス ドラーロス ファロナーレス。

    tául-aráuvangleinóesdrál-osfaronár-es.
    取る-<(軽いものが)>森の巫<主格>護符<対格>から首-<属格>運び人-<属格>

    「森の巫が、運び人の首から護符を外す。」

    まじないの場面の文。es+属格で「〜から」を表す。首 drál は体の部分なので重性で、属格は -os。gleinó は重性o語幹で、主格と対格が同じ形になる。

    táulimor glünó es véinoros.

    読み:タウリモル グリュノー エス ヴェーノロス。

    tául-imorglünóesvéinor-os.
    取る-<我々が>氷<対格>から湖-<属格>

    「我々は湖から氷を切り出す。」

    凍りの頃に、湖の氷を切り出して蓄えることを言う。es + 属格で、方向を問わない「〜から」を表す。glünó は重性なので、対格は主格と同じ形になる。

    táulimor þéul es fóndaros.

    読み:タウリモル セウル エス フォンダロス。

    tául-imorþéulesfóndar-os.
    取る-<我々が>湧き水<対格>から源-<属格>

    「我々は源から湧き水を汲む。」

    村の日常の言い方。「水を汲む」は tául-「取る」で言う。þéul は重性の子音語幹で、対格にも語尾がつかない。湧き出る泉の水は、いちばん澄んだ水とされる。

    mé tául rúndo! tául þéul.

    読み:メー タウル ルンド!タウル セウル。

    métáulrúndo!táulþéul.
    <禁止・願いの打ち消し>取る<命令法><あなたが>走り水<対格>取る<命令法><あなたが>湧き水<対格>

    「走り水を汲むな。湧き水を汲め。」

    目下の者への言いつけ。禁止は「mé+命令法」で言い、命令法の2人称単数は語幹そのままの形になる。谷を走る速い水は濁りやすく、泉から湧く水は清いとされるので、汲む水を言い分けている。rúndo はo語幹で、対格は主格と同じ形になる。

    mé taulésa hérvanan.

    読み:メー タウレーサ ヘルヴァナン。

    métaul-és-ahérvan-an.
    <禁止・願いの打ち消し>取る-<〜すべし>-<(軽いものが)>大鹿-<対格>

    「大鹿を獲らぬこと。」

    法典や王の森の触れ書きに見られる当為法の文。主語を言わないので一般の人が主語になり、軽性の -a をとる。当為法の -és- が強勢を奪うので、語根 tául- の ´ は消える。軽性の子音語幹の対格は -an になる。

    tóra hervíña té, tául élan ré brolénde ráuvan gleinó.

    読み:トーラ ヘルヴィーニャ テー、タウル エーラン レー ブロレンデ ラウヴァン グレイノー。

    tór-ahervíñaté,táulél-anrébrol-énd-eráuvangleinó.
    来る-<(軽いものが)>麝香鹿<主格>あの<軽性>取る<命令法><あなたが><3人称単数・軽性>-<対格><〜と(節)>作る-<〜しますように>-<(軽いものが)>森の巫<主格>護符<対格>

    「あの麝香鹿が来る。森の巫が護符を作れるよう、あれを獲れ。」

    森の氏族の長が狩人に命じる、下向きの言い方。hervíña は軽性なので、指示詞は軽性の té になる。té には強勢を置き、読点で区切るので、関係節ではないとわかる。目的は「ré+願望法」で表す。この願望法は丁寧さではなく、「そうなってほしいこと」を表す。護符 gleinó は重性の o 語幹なので、対格も主格と同じ形になる。

    táulim frélo es véinoros sórel.

    読み:タウリン フレーロ エス ヴェーノロス ソーレル。

    tául-imfréloesvéinor-ossórel
    取る-<私が>湖の魚<対格>から湖-<属格>今日

    「今日、湖で魚を獲った。」

    湖畔の村の日常の言い方。時制はないので、「獲った」か「獲る」かは文脈で決まる。es+属格で「湖から」。時を表す sórel は文末に置く。高原で frélo と言えば、多くは冷たい湖にすむ鱒に似た魚を指す。

    mé tául méldo, gruunéla zímbra.

    読み:メー タウル メルド、グルーネーラ ジンブラ。

    métáulméldo,gruun-él-azímbra
    <禁止・願いの打ち消し>取る<命令法><あなたが>蜜<対格>怒る-<〜だろう>-<(軽いものが)>蜜蜂<主格>

    「蜜を取るな、蜂が怒るぞ。」

    子どもや仲間に向けたくだけた禁止。禁止は「mé+命令法」で言う。後半は推量法で「〜だろう」を表す。推量法の -él- に強勢が移るので、語根の長母音 uu の ´ は消える。

    táulan faronárai drúmo ré noiréndan.

    読み:タウラン ファロナーライ ドルーモ レー ノイレンダン。

    tául-anfaronár-aidrúmorénoir-énd-an.
    取る-<彼らが>運び人-<〜たちが>苔<対格><〜と(節)>眠る-<〜しますように>-<彼らが>

    「運び人たちは、眠るために苔を集める。」

    崖道の野宿を語る文。苔は寝具や家のすき間の詰め物に使われる。drúmo は重性o語幹なので、対格は主格と同じ形になる。目的の「〜するために」は ré+願望法で表す。ここでの願望法は丁寧さではなく、「そうなってほしいこと」を表す。

    tául fáron, ende.

    読み:タウル ファーロン、エンデ。

    táulfáron,ende.
    取る<命令法><あなたが>荷どうぞ

    「荷を取ってくれ、頼む。」

    縁の市の取引言葉。動詞は語幹をむき出しで使い(命令法2単と同じ形)、格語尾は落ち、ende を添える。市は段に乗らない場なので、この形でも無礼にはならない。

    táula kelár sóumbo.

    読み:タウラ ケラール ソーンボ。

    tául-akel-ársóumbo.
    取る-<(軽いものが)>伐る-<〜する人>きのこ<対格>

    「樵がきのこを拾い上げる。」

    雨期の森での採集を言う、ふつうの直説法の文。語順は動詞–主語–目的語。sóumbo は重性o語幹なので、主格と対格が同じ形になる。主語の kelár「樵」は人なので軽性で、動詞は3人称単数・軽性の -a をとる。

    tául fáron mór, ende.

    読み:タウル ファーロン モール、エンデ。

    táulfáronmór,ende.
    取る<命令法><あなたが>荷<対格>大きいどうぞ

    「大きいほうの荷を取ってくれ、頼む。」

    縁の市の取引言葉。動詞はむき出しの語幹で言い、ende を添える。fáron は重性なので、対格でも形は変わらない。形容詞にも語尾はつかない。

    tául sáindaran trúuman sé!

    読み:タウル サインダラン トルーマン セー!

    táulsáindar-antrúum-ansé!
    取る<命令法><あなたが>証文-<対格>古びた-<軽性・対格>この<軽性>

    「この古びた証文を取ってくれ!」

    目下の者に言う命令法で、日常的な言い方。紙の証文 sáindar は軽性なので、形容詞も軽性・対格の -an で一致する。指示詞 sé は名詞句の最後に置き、格変化しない。

    tául pélsan trúum!

    読み:タウル ペルサン トルーン!

    táulpéls-antrúum!
    取る<命令法><あなたが>脂の木-<対格>古びた

    「その古びた脂の木の板を取ってくれ!」

    荷札にする板について言う文。pélsa は名詞の形としては軽性なので、対格 -an をとる。しかし伐られた材なので、形容詞は重性の一致になる。重性の対格には語尾がないので、trúum は語尾なしの形のまま。名詞と形容詞の語尾が食い違う典型的な例。

    tául pélsan dréum, endríña.

    読み:タウル ペルサン ドレウン、エンドリーニャ。

    táulpéls-andréum,endríña.
    取る<命令法><あなたが>脂の木-<対格>黒い子ども

    「その黒い脂の木の板を取ってくれ、子どもよ。」

    煤や脂で黒ずんだ板について言う日常の文。年長者が子どもに使う、下向きの命令法。伐られた材なので、形容詞は重性の一致になる。重性の対格には語尾がつかない。

    tául sáko, ende.

    読み:タウル サーコ、エンデ。

    táulsáko,ende.
    取る<命令法><あなたが>塩どうぞ

    「塩を取ってくれ、頼む。」

    縁の市の取引言葉。動詞はむき出しの語幹 tául で言い、目的語には格語尾をつけない。ただし sáko は干潟から借りた重性名詞なので、もともと主格と対格は同じ形である。

    táulan kelárai méldo.

    読み:タウラン ケラーライ メルド。

    tául-ankel-ár-aiméldo.
    取る-<彼らが>伐る-<〜する人>-<〜たちが>蜜<対格>

    「樵たちは蜜をとる。」

    森の暮らしを述べる文。méldo は重性o語幹で、対格は主格と同じ形。森の民は蜂の巣から蜜と蝋の両方をとる。

    tául rása, ende.

    読み:タウル ラーサ、エンデ。

    táulrása,ende.
    取る<命令法><あなたが>衣どうぞ

    「その衣を取ってくれ、頼む。」

    縁の市の取引言葉。格の語尾が落ちるので、目的語でも rása の形のままになる。動詞は語幹をむき出しにした形で使い、最後に ende を添える。

    táula kelár pelsó es pélses.

    読み:タウラ ケラール ペルソー エス ペルセス。

    tául-akel-árpelsóespéls-es
    取る-<(軽いものが)>伐る-<〜する人・主格>樹脂<対格>から脂の木-<属格>

    「樵が脂の木から樹脂をとる。」

    pelsó は pélsa「脂の木」に、重いものを表す -ó がついてできた重性o語幹の名詞で、主格と対格が同じ形になる。樹脂をとるのは生えている木からなので、pélsa は軽性の属格 -es のままになる。

    lúin táula ólmar rínelul, mánimor.

    読み:ルーイン タウラ オルマル リーネルル、マーニモル。

    lúintául-aólmarrínel-ul,mán-imor
    とき取る-<(軽いものが)>年長者<主格>箸-<〜たちを>食べる-<我々が>

    「年長の者が箸を取ってから、私たちは食べる。」

    年長の者が先に箸をつけるという、食事の作法を述べた文。箸は伐った木などで作った道具なので重性で、複数対格は -ul になる。ひと組の箸は双数でも言えるが、ここでは複数で言っている。

    táulo kórvo meiró.

    読み:タウロ コルヴォ メイロー。

    tául-okórvomeiró
    取る-<(重いものが)>倉の司<主格>税<対格>

    「倉の司が税を取り立てる。」

    kórvo は、雑穀の税と倉、度量衡を受け持つ「倉の司」を略して言うことがある。役所であって人ではないので重性のまま一致させ、動詞は -o をとる。乾風期の前半に、干し上げた雑穀から税を取る。

    táulimor frélo glünlúinei.

    読み:タウリモル フレーロ グリュンルーイネイ。

    tául-imorfréloglünlúin-ei.
    取る-<我々が>魚<対格>凍りの頃-<与格>

    「凍りの頃には、我々は魚を取る。」

    湖畔の村の日常の言い方。glünlúinei は前置詞なしの与格で、時(凍りの頃に)を表す。frélo「魚」は重性o語幹で、主格と対格が同じ形になる。ここでは単数で魚を総称している。

    táulim vrélmo só

    読み:タウリン ヴレルモ ソー

    tául-imvrélmosó
    取る-<私が>毛皮<対格>この<重性>

    「この毛皮を取る。」

    市や家のやりとりで、品を選ぶ場面。重性名詞 vrélmo は単数対格も主格と同じ形で、指示詞 só も格によって形を変えない。主語「私」は動詞の語尾 -im が表し、代名詞は省略される。

    tául ruunó fáronos!

    読み:タウル ルーノー ファーロノス!

    táulruunófáron-os
    取る<命令法><あなたが>後ろ<対格>荷-<属格>

    「「荷の後部を持て。」」

    担ぎ荷の荷口と反対側の後端を指す用法。命令法では直接目的語の格標示がつかない。

    tául houmkranó, ende.

    読み:タウル ホウンクラノー、エンデ。

    táulhoumkranó,ende.
    取る<命令法><あなたが>火ばさみ<対格>どうぞ

    「火ばさみを取って、頼む。」

    日常での依頼。命令法の2人称単数はむき出しの語幹で表す。依頼の小辞 ende を添えた定型で、重性o語幹の目的語 houmkranó は主格と同形。

    táula faronár monplén.

    読み:タウラ ファロナール モンプレーン。

    tául-afaron-ármonplén
    取る-<(軽いものが)>荷-<〜する人・主格>石瓦<対格>

    「運び人が石瓦を取る。」

    日常の作業場面での用法。人物を主語にすると動詞は軽性の 3人称単数 -a を受ける。重性名詞の単数対格は主格と同形であるため、語順が主語と目的語の手がかりになる。

    tául funelíñul, ende.

    読み:タウル フネリーニュル、エンデ。

    táulfunelíñ-ul,ende.
    取る<命令法><あなたが>小綱-<〜たちを>どうぞ

    「小綱を取ってくれ。」

    運び人・市の実務で、物を取って頼むときの軽い依頼。命令形に ende が加わって依頼になる。

    táula endríña eelþoplén

    読み:タウラ エンドリーニャ エールソプレーン

    tául-aendríñaeelþoplén
    取る-<(軽いものが)>子<主格>灰盤<対格>

    「子どもは灰盤を取る。」

    板そのものを対象にする文。重性では単数対格が主格と同形だが、VSOの語順と動詞 tául- の支配で目的語であることがわかる。受け渡しや用意の場面。

    tául liratendó só!

    読み:タウル リラテンドー ソー!

    táulliratendósó
    取る<命令法><あなたが>糸玉<対格>この<重性>

    「この糸玉を取って!」

    日常の家庭語の命令。命令法2人称単数は語幹のまま。重性o語幹の単数目的語は対格が無標識。指示詞 só は名詞句の末尾に置く。

    tául rimbó só, ende.

    読み:タウル リンボー ソー、エンデ。

    táulrimbósó,ende.
    取る<命令法><あなたが>枡<対格>この<重性>どうぞ

    「この枡を持って、どうぞ。」

    木製の枡そのものを渡す日常の命令。指示詞 só が重性名詞句を閉じる。市で使う固まった依頼の小辞 ende が添えられる。

    táula krambár krámbo.

    読み:タウラ クランバール クランボ。

    tául-akrambárkrámbo
    取る-<(軽いものが)>崖山羊狩り<主格>崖山羊<対格>

    「崖山羊狩りが崖山羊を取る。」

    捕らえた獣を受け取る日常の動作文。主語は軽性の行為者名詞なので動詞は3人称単数軽性の-aで受ける。krámboは重性o語幹で、対格が主格と同形になる。

    ké táules dulmón só?

    読み:ケー タウレス ドゥルモーン ソー?

    kétául-esdulmónsó?
    <〜か>取る-<あなたが>下げ振り<対格>この<重性>

    「この下げ振りを持って行くか?」

    日常の道具の受け渡し。二人称主語は動詞語尾-esのみで現れる。重性o語幹の「下げ振り」は単数目的語でも主格と同形。指示詞sóは名詞句の末尾に置かれる。

    táulim manó es krunþrénos só.

    読み:タウリン マノー エス クルンスレーノス ソー。

    tául-immanóeskrunþrén-ossó.
    取る-<私が>椀<対格>から棚-<属格>この<重性>

    「私はこの棚から椀を取る。」

    日常の家事の文。tául-「取る」は他動詞で、目的語 manó を取る。es は属格と組んで「〜から」を表す。krunþrén は重性子音語幹で、単数属格は krunþrénos。指示詞 só は名詞句の最後に置く。

    táulin, sénim páilan píran.

    読み:タウリン、セーニン パイラン ピーラン。

    tául-in,sén-impáil-anpír-an
    取る-<〜して・〜く>,見る-<私が>間違い-<対格>小さい-<対格>

    「取っている途中で、小さなうっかりを見つける。」

    物の受け取り・扱いの場面。副動詞 -in の動作と主節の動作は同一主語。受け渡しの中の不手際を、罪ではなく正しうる小さな誤りとして表す。

    táulim soilkrélvo.

    読み:タウリン ソイルクレルヴォ。

    tául-imsoilkrélvo.
    取る-<私が>髪留め<対格>

    「髪留めを取る。」

    日常会話の一文。重性o語幹のsoilkrélvoは対格が主格と同形で、語形は変わらない。主語は人称接尾辞-imで示される。

    klambíres ó dáu mónoun táses, táules ó.

    読み:クランビーレス オー ダウ モーノウン ターセス、タウレス オー。

    klamb-ír-esódáumón-ountás-es,tául-esó
    挟む-<もし〜なら>-<あなたが><3人称単数・重性・対格>二石-<双数・与格><あなた・所有>-<属格>取る-<あなたが><3人称単数・重性・対格>

    「自分の石二つでそれを挟めば、それを取れる。」

    星盤の用語。盤の石は重性で、目的語は ó と受ける。押さえる自分の石二つは与格双数 món-oun、所有は名詞句末尾の tás-es。盤上の石は星と呼ばず、重性の名詞として扱う。

    tául gálvul só, ende.

    読み:タウル ガルヴル ソー、エンデ。

    táulgálv-ulsó,ende.
    取る<命令法><あなたが>かけら-<〜たちを>この<重性>どうぞ

    「これらのかけらを取ってくれ、頼む。」

    家の中で落ちた小片を片付ける場面のような命令文。gálvo の重性o語幹の複数形は gálv-ul。命令法2人称単数は語根のみの形を使い、動詞に目的語の数を標識する語尾はない。

    bóndim klónou némes si táulim fáron.

    読み:ボンディン クローノウ ネーメス シ タウリン ファーロン。

    bónd-imklón-ouném-essitául-imfáron
    曲げる-<私が>膝-<双数・対格><私>-<属格>と取る-<私が>荷<対格>

    「私は膝を曲げて、荷物を取る。」

    日常の荷上げの場面。膝 klóno は体部語として重性で、二つの膝を指す双数 klónou を直接目的語に取る。所有は名詞の後ろに人称代名詞の属格 némes を置く。si で二つの述語を並列し、主語は動詞の人称語尾だけで示す。

    táulim kúrmo es krunþrénos.

    読み:タウリン クルモ エス クルンスレーノス。

    tául-imkúrmoeskrunþrén-os
    取る-<私が>壺<対格>から物の置かれる段-<属格>

    「私は棚から壺を取る。」

    日常の炉辺での用事。前置詞 es に重性名詞の属格 -os を伴って「〜から」を表す。krunþrén は台そのものよりも、物の置される段の高さの面を指す。動詞 tául- の目的語は kúrmo で、属格句は文の後ろに置かれている。

  2. 受け取る

    相手から渡されたものを受け取る。出どころは es+属格で示す(táulim sáindaran es lisáres「書記から証文を受け取る」)。

    dutáulim sáindaran es aulisáres.

    読み:ドゥタウリン サインダラン エス アウリサーレス。

    du-tául-imsáindar-anesau-lis-ár-es.
    <〜させていただく>-受け取る-<私が>証文-<対格>から<お〜になる・御〜>-書く-<〜する人>-<属格>

    「書記の方から証文を頂戴いたします。」

    目上の人から物を受け取るときの改まった言い方。自分の行いには謙譲の du- をつけ、出どころの書記には尊敬の au- をつけて、上下の関係を両方とも示している。受け取る相手は es+属格で表す。

    ké táulses plíndo es orenvandáres?

    読み:ケー タウルセス プリンド エス オレンヴァンダーレス?

    kétáuls-esplíndoesorenvandár-es?
    <〜か>受け取る<〜し終えた>-<あなたが>札<対格>から縁商人-<属格>

    「縁商人から札はもう受け取ったか。」

    完了相の文。語根が二重母音なので、-s- を足して táuls- になる。ké で始めるはい・いいえの問いは、同じ段か目下の相手にだけ使う。答えるときは動詞を繰り返し、táulsim「受け取った」か na táulsim「受け取っていない」と言う。

解説

ものを手に取ること、受け取ることを表す。出どころは es+属格で示す。帳簿の上では、上げ荷を受け取ることもこの語で書く。目上の人から何かを受け取るときは謙譲の dutául- を使い、両手を差し上げて頭を下げながら受け取るのが作法である。

文法

完了語根は táuls-。尊敬は autául-、謙譲は dutául-。命令法2単は tául!

語源

古高原語から受け継いだ語。

語幹の異形

説明に出てくる語

この語に触れている語

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する