selvaþréun-

品詞
動詞(自動詞)
意味
慌てる(息がよれる)
発音
[selvaˈθreun]
読み
セルヴァスルーヌ(長いため「セルヴァスルン」と縮めて聞こえることも)
分野
知覚・感情・思考・発話

意味

  1. 慌てる(息がよれる)

    突然の出来事で息の拍が一度だけよれ、急いで元の拍に戻そうとする一過性の取り乱し。主語は人。

    ké selvaþréunes?

    読み:ケー セルヴァスレウネス?

    késelvaþréun-es?
    <〜か>慌てる-<あなたが>

    「あなたは慌てているのですか。」

    日常会話での直接の問い。動詞の語尾が2人称単数を示すため、主語の代名詞は補わない。改まった場では ké を使わず推量法で尋ねる。

    mé selvaþréun!

    読み:メー セルヴァスレウン!

    méselvaþréun!
    <禁止・願いの打ち消し>慌てる

    「慌てるな。」

    日常の禁止表現。命令法の語幹のむき出し形に禁止の mé を添える。命令法をそのまま使うのは、相手が目下または同等とされる場面に限られる。

解説

息(selvá)が本来の上りの拍を一度だけ外れる、一過性の取り乱し。高原の信仰では息は軽く上へ昇るものだが、突然の出来事でその拍が一度だけよれ、急いで元の拍に戻そうとする。grém-(恐れる、持続的な畏れ・不安)とは違い、数拍で収まる。くだけた言葉では語頭の selva- がさらに縮まることもある。改まった場では「息がよれた」と言い、自分の内なる秩序の拍の乱れを認めることになるため、目上の人前では推量法で言う。

文法

自動詞(主語は人)。3人称単数軽性で selvaþréuna。完了語根は selvaþróun-(þréun- の u→ou)。複合語なので、前の要素 selva- には強勢を置かない。

語源

selvá「息」+þréun-「よろける」の複合語。息がよろける=息の上りの拍が一度だけ外れる、という比喩。

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