senosál-

品詞
動詞(自動詞)
意味
目を合わせる
発音
[senoˈsal]
読み
セノサル
分野
知覚・感情・思考・発話

意味

  1. 目を合わせる

    互いの顔や目を見て、無言の合図(うなずき、眉の動き、口角の動き)をやりとる。家庭内で笑い・驚き・了解の瞬間に自然に起こる。

    anórel, senosálau társ dáun.

    読み:アノーレル、セノサーラウ タルス ダウン。

    anórel,senosál-autársdáun.
    昨日目合わせ-<双数><あなたがた><双数>

    「昨日、あなたたち二人は目を合わせた。」

    意味1。双数の主語は dáun を省略できない。人称は dáun の前に társ を添えて示す。時制はないが、anórel により過去として読む。

  2. 無言で合意する

    言葉を交わさず、顔の動きだけで「それでよい」「分かった」という合意を示す。取引の場ではなく、主に身内や親しい者同士の間に使う。

    na vírin virán, senosálimor.

    読み:ナ ヴィーリン ヴィラーン、セノサーリモル。

    navír-invir-án,senosál-imor.
    <〜ない>言う-<〜して・〜く>言葉-<対格>目合わせ-<我々が>

    「私たちは、ひとことも言わず、目を合わせる(無言で合意する)。」

    意味2。副動詞 -in に na をつけた否定形で「言わずに」と前置し、本句の「目合わせる」が無言の合意を示す。主語は本句の -imor が示す一人称複数。virán は virá「言葉」の単数対格。

解説

二人(または複数)が言葉を交わさず、互いの顔や目を見て、了解・笑い・驚きなどを無言でやりとる。目と目が同じ方向を向き、眉や口角の動きで相槌を打つ、一連の非言語の合図を指す。家庭内で自然に起こるふだんの動作であり、森の言葉や崖道のくだけた話し方でそのまま使われる。改まった場では、この素朴な形より、言葉を連想させる婉曲表現が好まれることがある。動詞の語形は互いの動作をひとまとまりとして受けるので、主語は双数(二人)か複数になる。

文法

自動詞。双数の主語をとることが多い(二人が互いに向き合う動作のため)。完了語幹は senosáin-(a→ai)。

語源

senó「目」+sál-「ならす」。複合語。目の方向が揃う、という物理的な動きをそのまま表す。

語幹の異形

説明に出てくる語

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