senó

品詞
名詞
意味
目
発音
[seˈno]
読み
セノー
分野
身体

意味

  1. 目

    ものを見る器官。両目は双数 senóu。

    lúin tóro nébro, na séno senó dáu sílarau.

    読み:ルーイン トーロ ネーブロ、ナ セーノ セノー ダウ シーララウ。

    lúintór-onébro,nasén-osenódáusílar-au.
    とき来る-<(重いものが)>霧<主格><〜ない>見る-<(重いものが)>目<主格>二月-<双数>

    「霧が来れば、目には二つの月も見えない。」

    霧期の不安を言う、言い習わしのような文。senó は sén-「見る」に重性のもの名詞の接辞 -ó がついた語で、重性なので動詞は -o をとる。月は星ではないので、dáu「二」で数えて双数にしてよい。

    na sénim sáindaran sé, éso senó némes múr.

    読み:ナ セーニン サインダラン セー、エーソ セノー ネーメス ムール。

    nasén-imsáindar-ansé,és-osenóném-esmúr.
    <〜ない>見る-<私が>証文-<対格>この<軽性>いる-<(重いものが)>目<主格><私>-<属格>濁った

    「この証文は見えぬ。私の目はかすんでいる。」

    年長の者が細かい字を読めないときの言い方。主節二つを接続詞なしで並べるので、あいだに区切りを入れる。senó は重性なので、繋辞は -o をとり、述語の múr「濁った」にも語尾がつかない。目がよく見えないことを、水と同じ「濁る」で言っている。

    ái! senkráno senó némes.

    読み:アイ!センクラーノ セノー ネーメス。

    ái!senkrán-osenóném-es.
    おや!目が止まる-<(重いものが)>目<主格><私>-<属格>

    「おや!私の目が、思わず見開かれた。」

    驚きの感嘆詞 ái を添えた日常の言い方。身体部位の所有は名詞に属格代名詞を後接する。主語が単数の目なので、動詞は重性3SG.HV。両目を指す文脈では双数の主語形も取りうる。

    lóima kelár loimán, senkráno senó keláres.

    読み:ロイマ ケラール ロイマーン、センクラーノ セノー ケラーレス。

    lóim-akel-árloim-án,senkrán-osenókel-ár-es.
    唱える-<(軽いものが)>伐る-<〜する人>詞-<対格>,目が止まる-<(重いものが)>目<主格>伐る-<〜する人>-<属格>

    「樵が詞を唱えると、樵の目は思わず見開かれた。」

    儀礼の詞を唱える場面を想定した文。森の言葉ではこの語が通常の言い方として使われ、宮廷では「目が硬くなる」という語感が粗野に響くため、婉曲的な言い方に置き換えることがある。loimán は loimá「詞」の対格。

    ké sán síndul un senóei táses?

    読み:ケー サーン シンドゥル ウン セノーエイ ターセス?

    késánsínd-ulunsenó-eitás-es?
    <〜か>存在<彼らが>涙-<〜たちが>内に目-<与格><あなた>-<属格>

    「あなたの目に涙が浮かんでいますか?」

    日常会話で、相手の目に浮かぶ涙ぐみを尋ねる文。複数名詞 síndul が「涙ぐみ」という状態を表す。存在の文で複数の主語を受け、存在動詞は sán になる。un senóei は「目に」で、un に与格形 senóei が従う。後置の táses が所有を表す。

  2. 見張り

    見張る役目や見張る人。崖道や縁の番について言う。

    ké éso senó téndoi?

    読み:ケー エーソ セノー テンドイ?

    kéés-osenóténd-oi?
    <〜か>いる-<(重いものが)>見張り<主格>あそこ-<与格>

    「「あそこに見張りはいるか。」」

    はい・いいえで答える問いなので、文のいちばん前に ké を置く。存在の文で、動詞は重性の senó に一致して éso になる。答えは動詞を繰り返して、「はい」なら éso、「いいえ」なら na éso と言う。崖道の上り口で番の有無を確かめるときの、くだけた問い。

    léim senó an orén!

    読み:レーン セノー アン オレーン!

    léimsenóanorén!
    置く<命令法><あなたが>見張り<対格>上手縁<対格>

    「縁の上手へ見張りを置け。」

    崖の縁の番について言う下向きの命令。見張りの意味の senó は、人そのものではなく「見張る役目」として扱うので、重性のままで使う。見張る人個人を指すときは senár を使うのがふつうである。an+対格は「〜の上手へ」。

解説

目。両目はふつう双数 senóu で言う。「見る」sén- から派生した語で、文字どおりには「見るもの」。体の部分なので重性の -ó で派生している。目上の人の目は ausenó(双数 ausenóu)。見張りの役目そのものを指して「目」と言うこともある。

文法

名詞・重性・o語幹。属 senós、与 senói、双 senóu、複 senúl。尊敬形 ausenó。

語源

sén-「見る」+重性のもの名詞化 -ó。

語幹の異形

説明に出てくる語

この語に触れている語

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する