aurselvándo

品詞
名詞
意味
天井(息が昇る所)
発音
[aurselˈvando]
読み
オーセルヴァンド
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 天井(息が昇る所)

    煙口を含む室内の頭上の面。信仰上の「息の昇る道」として名づけられた婉曲名。

    marlínim aurselvándo

    読み:マルリーニン アウルセルヴァンド

    marlín-imaurselvándo
    触る-<私が>天井<対格>

    「私は天井に触れる。」

    日常的な動作の場面。aurselvándo は重性o語幹で、単数対格は主格と同一形になる。本来は「息が昇る所」という婉曲名だが、天井そのものを指す基本義の用例。

    snála endríña snúlvo aurselvándos

    読み:スナーラ エンドリーニャ スヌルヴォ アウルセルヴァンドス

    snál-aendríñasnúlvoaurselvánd-os
    閉じる-<(軽いものが)>子ども<主格>穴<対格>天井-<属格>

    「子どもは天井の穴を閉じる。」

    生活場面で、snúlvo「穴」を aurselvándo の属格が修飾する。aurselvándo が穴を含む頭上全面を指すことを示す。主語 endríña は人なので、動詞は軽性3人称単数の -a をとる。属格単数形は aurselvánd-os。

  2. 息の通路(比喩)

    詩や祀りの場で、天井を祖先への道の一部として指す比喩的用法。

    na éso aurselvándo krúl

    読み:ナ エーソ アウルセルヴァンド クルール

    naés-oaurselvándokrúl
    <〜ない>いる-<(重いものが)>息の通路<主格>壁

    「息の通路は壁ではない。」

    信仰・詩文の比喩用法。壁 krúl や床 þúlno を「息を止めるもの」とする対比の中で、aurselvándo を「息を通すもの」として述べる。否定 copula は na + és-。主語が重性なので動詞は -o。述語名詞 krúl は名詞としての性を保ち、無標示で置く。

    un aurselvándoi ésa selvá gléin.

    読み:ウン アウルセルヴァンドイ エーサ セルヴァー グレーン。

    unaurselvánd-oiés-aselvágléin
    内に息の通路-<与格>いる-<(軽いものが)>息<主格>清い

    「息の通路の中で、息は清い。」

    儀礼・詩の場面。aurselvándo を「息の通路」として、息が清まる場所を示す比喩用法。述語の形容詞の文に場所を添えるとき、un+与格は動詞の前に出す(統語論3.2、例文48)。動詞の後ろに置くと存在文として読まれる。主語 selvá は軽性なので copula は -a をとる。

解説

煙が抜ける穴を中心に、室内の頭上を覆う面を、その働きで呼ぶ婉曲・比喩的名。信仰では息(言葉・煙)は上へ昇り、屋根の上の祖先に届くとされるため、天井は「息が昇っていく所」として名づけられた。宮廷の詩や改まった場ではこの名が使われ、ふだんは単純な基本語で言う。煙口そのものは snúlvo で言い、aurselvándo はその穴を含む天井全体を指す。壁(krúl)や床(þúlno)が「息を止めるもの」であるのに対し、aurselvándo は「息を通すもの」として対比される。

文法

重性・o語幹(④型、-ándo に従う)。NOM/ACC: aurselvándo、GEN: aurselvándos、DAT: aurselvándoi、DU NOM/ACC: aurselvándou、PL NOM/ACC: aurselvándul、PL GEN: aurselvándur

語源

áur-「昇る」+ selvá「息」+ -ándo「〜する所」。複合語の規則により前の要素の強勢は落ち、派生接辞 -ándo が主強勢をとる。

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