daumár

品詞
名詞
意味
腕(長さの単位)
発音
[dauˈmar]
読み
ダウマール
分野
数詞・数量

意味

  1. 腕

    長さの単位。両腕を広げた幅(約1.7メートル)。

    éso fúnel só lóun fáir daumárul.

    読み:エーソ フーネル ソー ローン ファイル ダウマールル。

    és-ofúnelsólóunfáirdaumár-ul
    いる-<(重いものが)>綱<主格>この<重性>長い四腕-<〜ら(古い母音交替)>

    「この綱は四腕長い。」

    長さの単位としての用法。存在動詞 éso で主語 fúnel を受け、形容詞 lóun に単位句 fáir daumárul を続ける。数詞 fáir に伴う単位名詞は複数形。

    éso bérun slúun daumárur.

    読み:エーソ ベールン スルーン ダウマールル。

    és-obérunslúundaumár-ur
    いる-<(重いものが)>道(単位)<主格>千腕-<〜らの>

    「道(長さの単位)は千腕である。」

    長さ単位としての用法。slúun は名詞として働き、数える対象を複数属格で受ける。daumár は重性で、複数属格は daumárur。

  2. 両腕の幅

    単位としてではなく、両腕を広げた幅そのもの。

    éso daumár némes mór.

    読み:エーソ ダウマール ネーメス モール。

    és-odaumárném-esmór
    いる-<(重いものが)>両腕の幅<主格><私>-<属格>大きい

    「私の両腕幅は大きい。」

    単位としてではなく、両腕を広げた幅そのものを表す用法。所有者は名詞の後ろの属格 ném-es で示す。daumár は重性名詞として éso を受ける。

解説

長さの基本の単位。両腕を左右にいっぱいに広げた、指先から指先までの幅で、おとなの背丈とほぼ同じ(約1.7メートル)。倉の司が定める度量衡は十進で、daumár の十分の一が már「手」、百分の一が ómbo「指」、十倍が fúnel「綱」、百倍が halá「呼び」、千倍が bérun「道」。布、綱、材木、崖の高さなど、たいていの長さはこの単位で言う。崖道の運び人は、崖の高さを「六百腕」のように言う。測るものは数詞の後ろの複数属格で添える(téir daumárul fúnelos「綱三腕」)。

文法

重性・子音語幹の量の名詞。主対 daumár、属 daumáros、与 daumároi、双 daumárou、複 daumárul、複属 daumárur。báron と同じく、数詞の後ろで単位になり、測るものを複数属格で後ろに置く。

語源

dáu「二」+ már「手」の複合語で、字義は「両手」。複合語なので前の要素の強勢が落ちる。日本の古い長さの単位「尋(ひろ)」も同じく両腕を広げた幅で、物語の主人公の名と同じ字である。

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